日々是好幸 

あるものを生かし、楽しく過ごす。日常にある幸せな暮らし方とヒント。

日々是好幸。はじまりは・・

 今、私は次女のえりかとおばあちゃん犬ジャッキーと暮らしている。娘とは日々、これはよかったと思うアート展や映画、本、世界情勢や今日のごはんのメニューについて、また近所の犬の健康状態などについて情報交換をしたり、口げんかをしたりしながら過ごしている。

 出版社で編集をしていた私は現在、昭和生まれのライターの名須川ミサコさんと「はな組」という日本のいいものを紹介するユニットを作り、HPで自分たちで撮った写真と文章で日本のよきところや食材、民芸工芸、作家さんなどを紹介するブログやEC、ツアーなどをやっている。

 これらはFBやインスタと連動しているからもちろん娘の目にふれることがある。

彼女はPR会社でインスタの担当をしているから、すごい数のインスタを見ていて、美味しそうなレストランやカフェ、パティスリー、ギャラリー情報、またインスタグラマーのアップなどを常にチェックしている。

ある日、彼女に言われた。「ママたちのインスタってなんかおかしい!」なんかおかしいと言われても、私はあまりインスタを見ないのでわからない。どうおかしいの?と聞くと、スティルライフと人物スナップなどを同じところから発信するのはおかしくて、たとえば、スティルライフはそれだけの写真をアップするものだという。その写真を見て素敵なら、人はフォローする。それでフォロワー数が上がるのだと教わる。

あ、そうなの、と思った。はな組のインスタは人スナップあり、料理あり、旅の景色となんでもありだ。こりゃSNSの時代には生存できそうもない生きる化石みたいなもんだな、われわれ。それで、名須川さんにそう言ったら「いいんじゃないですか?はな組らしくて。(笑)」と笑いとばされた。

 でも、娘が「この人のインスタグラム、センスいいよね」とか言われて見てみると確かに素敵だ。私は昭和生まれで、娘は平成生まれ。世の中はこの2世代を超えて令和の時代になった。

そうだな、昭和の母と平成の娘の視点で見たら、令和で面白い風景が見えるかも。

日々、いろいろなことについて楽しく幸せに暮らすこと。それを書いていきます。